はじめに
オスプレイとは、米軍が開発させた飛行機の一つで、回転するプロペラが両翼に2つくっついています。
ヘリコプターと、飛行機を合体させよう。というアイデアはまあ良かったんですが、そのせいで、いろいろ危険です。はい。
まあ、いろいろ危険なんですが、たくさん書いても、欠伸されそうなんで。
1つ目
両翼のエンジンが止まった時、安全に着地できない。
ヘリコプターとかは、法律的に、エンジンが止まっても安全に着地できるように設計されています。具体的には、落下する時の下からの風でプロペラを回転させパラシュートみたいにして減速します。これによって下が平らなら死なないで済むようになります。これをオートローテーションと言います。
ところが、オスプレイではこれが出来ないんですね。プロペラが2つもあるから、一つ一つの大きさが小さくて機体の速度を減速させるのには不十分なんですね。
防衛省は出来ると主張しているんですが、作った当本人のボーイング社は無理だって言ってるんですね。んで、どうやって安全に着地すんのかって言うと、
水平翼モードで滑空し、コントロールを保ったまま滑走スタイルの着陸をすることができます。ターボプロップ機とまったく同じです。
と言ってます。しかしよく考えてください。ヘリコプターモード(勝手に命名w)から水平翼モード(飛行機モード)に切り替えるのに15秒もかかります。15秒間で物体が落下する距離は自由落下の公式より約1102m。まあ、空気抵抗やらを考慮すると言っても、かなりの高度が必要なことが分かるでしょう。つまり、低空であればあるほど危険と言うことです。
出典: http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/540.html
2つ目
ちょっとした風でも墜落する
さっきよりも、結構やばいですね。 もう少し説明すると、ヘリコプターモードから、飛行機モードになる最中に後ろから風かふいて、墜落しちゃったんです。実際に。しかも、晴れてたんですよ。
出典が新聞赤旗っていうのはやや問題ですが、別の情報源で確認済みです。
出典:
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-06-27/2012062704_02_1.html
だからこそオスプレイは未亡人量産機なんて言われ、New York Timesの論調もオスプレイ開発を直ちにやめろと言ったものなんです、金の無駄使いだと。
そんな飛行機が沖縄の上空を飛びます。そしてそれは住宅地の上空34mだったりします。沖縄の人たちが必死に抵抗するのも納得でしょう。(まあ、共産党が煽ったのもあるでしょうが。)だからと言ってオスプレイが飛び立つ前に凧をあげて妨害するのは同意しかねますが。
さて、あなたは、オスプレイ導入に賛成ですか?反対ですか?
参考書籍
オスプレイ配備の危険性 [単行本]
真喜志 好一 (著), リムピース (著), 非核市民宣言運動ヨコスカ (著)
ISBN:9784822812577
- 作者: 真喜志好一,リムピース,非核市民宣言運動ヨコスカ
- 出版社/メーカー: 七つ森書館
- 発売日: 2012/08/01
- メディア: 単行本
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