動機
7月から10月前半まで、猛烈に仕事に追われて疲れていた私は、消化できなかった夏季休暇2日分と代休1日分を10/21~10/25につぎ込んだ。
疲れた体には温泉だよなーということで最初は草津を考えていたが、場所によっては紅葉の季節かということもあり、山形県は銀山温泉に行こうかなとおもった。
以前銀山温泉に行ったのは免許を取りにさくらんぼ東根に合宿しに行ったときであった。このときは到着の時間が遅くて日帰り入浴を堪能できなかったのでそのリベンジを試みようというわけだ。
ところが21日の夜に調べると銀山温泉の宿泊の空きは存在しなかった。であるならば銀山温泉の日帰り入浴が行われる11時から14時台を狙うことにしようということで、宿泊地を同じ山形県の蔵王温泉にした。
どういうわけか蔵王温泉で2泊3日の予約ができなかったので次なる宿泊地を探すと蔵王山を挟んで反対側に遠刈田温泉という温泉があることがわかった。
遠刈田温泉はバス旅界隈では有名で、福島から仙台に抜けるときに、福島-国見役場-(徒歩)-越河清水-白石-遠刈田温泉-(徒歩or 村田役場前/村田中央経由)-川崎役場前-仙台という乗り継ぎルートが知られている。
上記ローカル路線バスの旅Z 第19弾の実際ルートでは季節運行土日のみの遠刈田温泉-蔵王刈田山頂-山交バスターミナルというルートを使っていることからもわかるように、蔵王温泉と遠刈田温泉は近い位置にある。
記事中にもあるように仙台-さくらんぼ東根-尾花沢待合所-新庄を結ぶ長距離路線バス、48ライナーが運行されている。これも乗ってみたいと考えた。
計画
銀山温泉直行案
ところがこのバスがとても使い勝手がよくない。東京始発のつばさに接続する9:50発を逃すと12:35発までない。11時から12時台という日帰り入浴ゴールデンタイムを逃してしまうのだ。
それに目をつぶると次のようなルートが考えられる。
東京→大石田→銀山温泉→大石田→山形→蔵王温泉(泊)→山形→さくらんぼ東根→仙台→遠刈田温泉(泊)→白石→東京
蔵王温泉先行案
銀山温泉と大石田駅を結ぶバスは途中尾花沢待合所を経由する。この尾花沢待合所には仙台までを結ぶ48ライナーが通る。すると渋滞を加味しなければ、奥羽線から仙山線に乗り継ぐよりも早く仙台にたどり着ける。
24日は平日であることをいかし、休日運休の17:25尾花沢待合所発の48ライナーを捕まえることを考えてみる。
東京→仙台→さくらんぼ東根→山形→蔵王温泉(泊)10:20→11:05山形11:30→12:28大石田12:35→13:11銀山温泉16:35→17:02尾花沢待合所17:25→19:15仙台20:00→21:04アクティブリゾーツ宮城蔵王(遠刈田温泉)(泊)→白石→東京
銀山温泉発を一つ早めるとこうなる
銀山温泉14:55→15:22尾花沢待合所15:35→17:25仙台17:40→18:44アクティブリゾーツ宮城蔵王(遠刈田温泉)
この案のいいところは23日東京発のつばさの時間が自由が効くというところにある。
そんなわけで蔵王温泉先行案を採用することとした。
仙台経由山形入り案
お昼ごはんはさくらんぼ東根にある肉そばやの「そば処 東亭」でどうしても食べたいと思った。
ここでさくらんぼ東根は48ライナーの経由地である。わんちゃん仙台から48ライナーのほうが福島から先低速運転する山形新幹線より早いのではないかと思った。
東京9:08→10:39仙台11:05→12:13さくらんぼ東根
東京9:24→12:07さくらんぼ東根
さすがに山形新幹線のほうが速かった。
山形新幹線つかうと11930円、仙台まではやぶさ+48ライナーつかうと12250円。値段的にも山形新幹線が勝った。というわけでこの案は没となった。
1日目
新幹線に乗り遅れた、そうだ、越中島に行こう
お昼時にさくらんぼ東根に着けるよう、東京9:24-12:07さくらんぼ東根の新幹線を予約していた。
ところが案の定寝坊し、最寄り駅発で1本乗り遅れた。
新幹線のチケットは駅ネットで予約したものの、紙発券していたた。 指定席券は列車の発車前までなら紙の場合1度だけ変更ができる。
ところが私は東京メトロ東西線に乗っていて大手町駅を目指していた。東西線の大手町09:21着では、東京駅の指定席券売機に9:24までにたどり着くのは困難である。
どうにかならないかと東西線の車内で探し回っていたところあることに気がつく。門前仲町とJR京葉線の越中島駅の距離が案外近いのである。
門前仲町に9:15に到着する。Googleの検索では8分となっているから9:23着、少し走れば9:24発の列車が出発する前にたどり着けることがわかる。
当日のGPS記録によれば、5分で門前仲町駅から越中島駅に乗り換え、指定席券売機で指定の変更に成功している。ちなみに門前仲町駅からバスで越中島駅に行くこともできて、当日はバスが後ろを追いかけてきたがバスより20秒先着したのを記憶している。
読者の皆様も東西線にのっていて、やばい、どうやっても発車時刻に間に合わない!というときは門前仲町駅から越中島駅に乗り換えてみてはどうだろうか。
西船橋駅時点で間に合わないことがわかっていたのだからそこで変更すればよかったのではないかという指摘があるかもしれないが極めてそのとおりでありぐうの音も出ない。
指定変更したあとは走ったときにお腹を冷やしたのが行けなかったのか、お腹がぐるぐるなったのでトイレに駆け込んだ。
さくらんぼ東根にて肉そばを食べる
指定変更した山形新幹線にどうにか乗り、福島駅で山形新幹線上りアプローチ線工事の様子を眺めつつ、無事に懐かしのさくらんぼ東根駅に到着した。
「そば処 東亭」は駅から歩いて3分くらいしかかからない。
うまい。持ち帰りセットもあるが、一人暮らしでは面倒極まるのでなくなく買わなかった。
なぜか山形空港へ
言ってしまうと悪いのだが、さくらんぼ東根周辺で見どころのある観光地はまあさっぱりない。かといって山形駅方面の電車は出てしまったし、バスもちょうどない。あまりにも暇なのでタクシーを拾って山形空港に行くことにした。
タクシーに乗って空港の手前でちょうど飛行機が離陸していった。空港につくとそこには
なにもなかった。ラフランスの缶ジュースをのみ、景色を眺めようとデッキにむかうと子連れの親子がいた。
「飛行機いないよ、さっき飛んでいったばかりだから数時間飛行機はないんだよ」
と親が子どもに諭すとすこししょぼんとして、しばらくするとかえっていった。
奥羽山脈を眺めて数分。風が寒いので私もあとを追うように退散した。
蔵王温泉までローカル路線バス乗り継ぎの旅
山形空港は奥羽本線の直ぐ側にあるが、ターミナルビルが滑走路を挟んで線路と反対側にあるために、鉄道駅からのアクセスが極めてよろしくない。山形駅までリムジンバスは出ているが、飛行機が飛び去ったばかりの時間にバスが出ていようはずもない。
ところが30分ばかり歩いたところに「林木育種場前」というバス停がある。このバス停は天童駅-さくらんぼ東根-北町と結ぶ路線バスである。
ちょうど15:14のバスに乗ると次のようにして蔵王温泉まで乗り継げることがわかった(カッコ内は当日の実際の時刻)。
林木育種場前15:14(15:16)→15:22(15:25)天童駅前15:35(15:37)→16:12(16:15)山交ビルBT→センタービル前16:22(16:23)→16:57(17:04)蔵王温泉バスターミナル
天童駅方面の林木育種場前のバス停はなんと停留所標識がなく、さまよったものの、反対方面行きのバス停の近くでバスに乗ることができた。。
天童駅のバス乗り場は建物内にあり、そういえばローカル路線バス乗り継ぎの旅で見たようなきがする。
天童発のバスで終点の山形駅前まで行っても良かったのだが、遅延気味だったので一つ手前の山交ビルBTで降り、信号斜め向かいのセンタービル前から蔵王温泉行きのバスを捕まえた。
蔵王温泉バスターミナルにつくと、ちょうど別の方が呼んでいたと思われる宿の送迎バスが出発しようとしていたので慌てて飛び乗った。バスターミナルから宿はそこそこ登っていくから、歩いてとなれば大変であったからとても助かった。
ちょうど前日で今年の蔵王刈田山頂行きの山形側のバスが終了した案内があった。
宿泊地はルベール蔵王。
夕食
宿の人に教えてもらって、「桃園」という店に行った。
陶板焼きを頼んだが、美味しさのあまり写真を取り忘れた。これは深刻なバグである。その後に頼んだ湯豆腐はどうにか写真を撮影したので載せておく。なかなか一人暮らしだと湯豆腐なんてしないので、頼んで正解であった。
近くの席では店の方と地酒の話が盛り上がっていた。「自分は旅行に行ったらそこの地酒を3種類は少なくとも飲むことにしてます」という店員さんの語りを横で聞きつつとても飲みたい気持ちに駆られたが、その後温泉に入るのでワイングラス1杯だけで我慢した。ぐぬぬ。