最終更新日:2017/1/27
うーん、いくらなんでもごちゃごちゃし過ぎだな、簡略版を別途書くか・・・。
注意:現在pop.4-bit様のサイトは仮運用でもしかすると不安定です。
勝手にダウンロードリンク集 (2014.05)|rigayaの日記兼メモ帳
等も参考にしてください。
さて、動画編集といえばなんといってもAviUtlです。というわけで導入をしていきましょう。
ダウンロードって何?という人はこちら。
ダウンロードとは 【 DL 】 【 download 】 - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
http://e-words.jp/w/E38380E382A6E383B3E383ADE383BCE38389.html
AviUtlInstaller
Maverick氏があまりに煩雑なプラグイン導入までも自動化するすごいインストーラを開発しました。
これだけで最低限必要なプラグインが全て揃います。使い方は上記動画を参考に。
Download: http://www.videohelp.com/software/AviUtlより「Download AviUtl Extra Pack 1.13 (direct link) 」をクリック
あれ、この記事いらないんじゃね・・・。今後に期待。
目次
- まずはインストールたほうがいいものを
- プラグインとかダウンロード
- はじめに - 自動化ツール
- プラグイン
- auo_setup.exe派・手動派のみ必要なもの
- 手動派のみ必要なもの
- いろいろ配置していく
- Aviutlアップデートセット派
- x264guiEx付属のauo_setup.exe派
- 手動派
- 設定していく
- 拡張 x264 出力(GUI) Exについて
- tune touhou問題
- メモ
- L-SMASH Worksについて
- なぜノイズフィルターが必要かについて
- H.265
- AviUtlをWine on Linux Mint で
- その他
- 感謝
- リンク集(参考リンクとかとか)
まずはインストールたほうがいいものを
.NET Framework 4.0以外は基本任意。
- .NET Framework
アップデートセット落としていれば不要。auo_setup.exe使うなら不要。
大抵入ってるけど、一応確認。入ってるのかわからない人は
http://homepage2.nifty.com/digitalcraft/help/dotnetver/
で確認(IEじゃないとダメ)
XP、VISTA、7の方
Microsoft .NET Framework 4 Clinet Profile
Microsoft .NET Framework 4 Client Profile 日本語 Language Pack
x264guiEx 2.xxからは.NET 4以外不要。
参考リンク:http://rigaya34589.blog135.fc2.com/blog-entry-370.html
Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2
Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2 (x86) 日本語 Language Pack
Microsoft .NET Framework 4.5
8の方→もう入ってるよ
- empty.exe
MS謹製メモリー解放ソフト。AviUtlはメモリー管理があまり上手じゃないらしいので大規模な編集のお供に
解説サイト:http://jutememo.blogspot.jp/2012/01/blog-post_10.html
- On2 VP6 VFW codec
http://www.free-codecs.com/VP6_download.htm
からダウンロードする。インストールは基本的に「NEXT」を選べば問題なし。
後述するFLV (VP6/MP3) 出力で必要。K-Lite Codec PackのFullパックに入っていたらしい。
- Windows Media Video 9 VCM
Windows Media Video 9 VCMはマイクロソフトが開発した評判の良いコーデック。
[DL]http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=6191
[日本語化バッチ]http://www.nihongoka.com/jpatch_main/wmv9vcm/
[解説]http://www.gigafree.net/media/codec/windowsmediavideo9vcm.html
- Microsoftのコンポーネント
・・・インストールする意味を見出せない。x264guiEx 2.xx に.dll付録してるから、それコピー。
- Ut Video Codec Suite
可逆圧縮コーデック。AVIで中間出力するときとか使えそう。任意で
32bit版と64bit版が有り、マルチスレッドを考慮した作りになっている
http://umezawa.dyndns.info/wordpress/?cat=28
- DivX
高画質・高圧縮率を実現している。h.264が出現するまで最強だった。アマレコTV使うときとか便利。任意で。
http://www.divx.com/ja
- Xvid
「DivX」 の商用化に反発した、一部のDivX プログラマーが開発したビデオコーデックで、動画をDivX と
同等かそれ以上の品質で圧縮することができます。 任意で。
http://www.koepi.info/xvid.html
- LAME
MP3の定番コーデック。きっと要らないけど一応書いておく。インストールがちと面倒なので解説参照
http://www.free-codecs.com/lame_acm_codec_download.htm
[解説]http://senryaku.sengoku-jidai.com/Freesoft/AviUtl.html
はじめに - 自動化ツール
あまりに落とすべきものが多いので、導入をある程度自動化してくれるツールが誕生しております。
auo_setup.exeの修正法
2014.05.16 x264guiEx インストール失敗の回避
2014/09/20くらいまでneroaacのサイトが閉鎖していて先行き不透明だったことから、auo_setup.exeではx264guiEx 2.15からqaac.exeを使うことになりました(neroも使えるけど)。
これらで落とせるのは
x264guiEx 2.xx 付録のauo_setup.exe |
Aviutlアップデートセット |
--- |
AviUtl |
拡張 x264 出力(GUI)Ex |
拡張 x264 出力(GUI)Ex |
x264.exe(x264_L-SMASH版かkomisar版落とせる方) |
x264.exe(komisar版) |
qaac.exe |
neroaacenc.exe |
--- |
MP4Box |
L-SMASH(remuxer,muxer等) |
L-SMASH(remuxer,muxer等) |
--- |
L-SMASH Works |
--- |
Aviutlアップデートセット自身 |
となっており、アップデートセットは自動更新機能付きです。
使うも使わないもあなた次第。お好きなモノをどうぞ。
ちなみに、もしLinuxとかでwine上に入れたいときは多分アップデートセットは使えないんじゃないかなぁ。auo_setup.exeは実際に作者さんが実験してるから、x264guiEx 2.04以降なら大丈夫のハズ(なんか俺の環境だと失敗するけど。詳細は下記サイトコメント及びメモへ)
wine上のAviutl+x264guiExでエンコード
http://rigaya34589.blog135.fc2.com/blog-entry-435.html
AviUtlアップデートセット、auto_setup.exeともにレジストリには触っていません。.net4.0のインストールだけです。
http://rigaya34589.blog135.fc2.com/blog-entry-398.html#comment1943?
いいなぁと思ったものをどんどん列挙していきます。オレンジの字はとくに良さそうなもの。
いろいろ配置していく|Aviutlアップデートセット派へ
auo_setup.exe派・手動派のみ必要なもの
いろいろ配置していく|x264guiEx付属のauo_setup.exe派へ
手動派のみ必要なもの
いろいろ配置していく|手動派へ
いろいろ配置していく
まあ、最初に決めた宗派のやり方にそって。
ライブラリとかC:\users\とかC:\Program FilesとかC:\Windowsにインストールしちゃだめなことくらいは察してね。OSの保護機能がいろいろ邪魔する(ファイルの書き換えまわり)ので。
Aviutlアップデートセット派
- まずはウィルスチェックをする
- CubeICEとかとかお好みのソフトでAviutl_Updateset_x.xx.zipを解凍する。
- 「Aviutl_Updateset」→「plugins」を開きdamy.txtを読む。なんで読むか?だって面白いし。
- 「Aviutl_Updateset」→「Aviutl_Updateset」を開く
- update-setting.txtを編集する。まあお好みで。
私はこんな感じ。
http://simp.ly/publish/fQqvVY
- update.batを実行する。ちゃんと設定していればAviUtl本体も拡張編集もx264guiExも入るはず。このときdamy.txtは消滅する。
- CubeICEとかとかお好みのソフトで残り全部解凍する
解凍前のはどっかにとっておくといいかもしれない。MakKi's SoftWareみたいにいきなりHP閉鎖したりするかもしれないし。
- 「Aviutl_Updateset」→「plugins」を新しいウィンドウで開く
- 先ほどダウンロードしたプラグインたちを「plugins」に移動していく。
exedit92は全部コピー、MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-in のm2v.vfpをm2v.auiにリネーム、m2vconf.exe,mme.exeもコピー。fcacheはfcache1.aufだけでいいと思う。
ほかは拡張子がauf,aui,vcmのものを「plugins」に移動。新しいウィンドウで開いたのはこの時の作業を効率化するため。
- exeファイルはaviutl.exeのあるフォルダーに「exe_files」とかつくってまとめておくのは激しく推奨しない。やりたいならバッチ書き換えろ。
- qaacを導入する場合は、QuickTimeInstaller.exeを解凍する
7-zipやCubeICEで。ダブルクリックじゃない
- コマンドプロンプトを立ち上げ、次のように実行
pushd [AppleApplicationSupport.msiのある場所]
msiexec /passive /i AppleApplicationSupport.msi
popd
- qaac_x.xx.zipの中身をAviUtl.exeと同じフォルダーとか、pluginsフォルダーが―あるときはAviUtl.exeより下のディレクトリに入れる
設定していくへ
x264guiEx付属のauo_setup.exe派
- まずはウィルスチェックをする
- CubeICEとかとかお好みのソフトで全部解凍する
- 解凍前のはどっかにとっておくといいかもしれない。MakKi's SoftWareみたいにいきなりHP閉鎖したりするかもしれないし。
- ええっとx264guiEx_x.xxを開いて、
x264guiEx_readme.txt
を読みつつ
auo_setup.exe
を実行。neroaacのかわりにqaacが入るようになっています。
- 「aviutl100」というフォルダーを新しいウィンドウで開く。
- 「plugins」というフォルダーを作り開く
- 先ほどダウンロードしたプラグインたちを移動していく
exedit92は全部コピー、MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-in のm2v.vfpをm2v.auiにリネーム、m2vconf.exe,mme.exeもコピー。fcacheはfcache1.aufだけでいいと思う。
ほかは拡張子がauf,aui,vcmのものを「plugins」に移動。新しいウィンドウで開いたのはこの時の作業を効率化するため。
設定していくへ
手動派
- まずはウィルスチェックをする
- CubeICEとかとかお好みのソフトで全部解凍する
- 解凍前のはどっかにとっておくといいかもしれない。MakKi's SoftWareみたいにいきなりHP閉鎖したりするかもしれないし。
- 「aviutl100」というフォルダーを新しいウィンドウで開く。
- 「plugins」というフォルダーを作り開く
- x264guiEx_x.xx\auoにあるものを全て「plugins」に移動。
- 先ほどダウンロードしたプラグインたちを移動していく。但しAviutl_Updatesetはとりあえずシカト。
exedit92は全部コピー、MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-in のm2v.vfpをm2v.auiにリネーム、m2vconf.exe,mme.exeもコピー。fcacheはfcache1.aufだけでいいと思う。
- ほかは拡張子がauf,aui,vcmのものを「plugins」に移動。新しいウィンドウで開いたのはこの時の作業を効率化するため。
- exeファイルはaviutl.exeのあるフォルダーに「exe_files」とかつくってまとめておくといいかも。
- qaacを導入する場合は、QuickTimeInstaller.exeを解凍する
7-zipやCubeICEで。ダブルクリックじゃない
- コマンドプロンプトを立ち上げ、次のように実行
pushd [AppleApplicationSupport.msiのある場所]
msiexec /passive /i AppleApplicationSupport.msi
popd
- qaac_x.xx.zipの中身をAviUtl.exeと同じフォルダーとか、pluginsフォルダーが―あるときはAviUtl.exeより下のディレクトリに入れる
設定していく
- AviUtl起動!aviutl.exeだよ。
- AviUtl上部メニューバーのファイル→環境設定→システムの設定と開く。
最大画像サイズを幅「1920」、高さ「1080」に設定する。これでフルHD対応だ。
引用
http://www.geocities.jp/o94_4/mp4enc.html#2
[注意]必要以上に最大画像サイズや最大フレーム数、キャッシュフレーム数を上げすぎるとメモリ不足の大きな原因になってしまいます。
[ヒント]初期値の320000フレームで処理できる総時間は29.97fpsの動画で約178分間までです。
- 上部メニューバーのファイル→環境設定→入力プラグイン優先度の設定で画像のように設定する。
DirectShow File Readerはなるべく下に(あくまで最終決戦兵器)、
AVI/AVI2 File Reader、Wave File Reader、MPEG-2 VIDEO File Readerなど、動作の早そうなものはなるべく上にするのがポイント。
- 上部メニューバーの表示→時間の表示にチェックを入れる。
タイトルバーに現在位置の時間が表示されるようになる。
- AviUtl終了!
- 「plugins」フォルダー内のm2vconf.exe起動。画像みたいになってるか確認、終了。
拡張 x264 出力(GUI) Exについて
これにはプロファイルを作る機能がついていて、デフォルトでいくつか入っていますが、
を利用するとさらに便利かもしれません。
また
拡張 x264 出力(GUI)の設定項目とその機能について
http://nicowiki.com/拡張 x264 出力(GUI)の設定項目とその機能について.html
にまず目を通してください。
tune touhou問題
これはx264.exeについてになりますが、--tune touhouというオプションが存在します
x264.exe --fullhelp
とするとtuneオプションが全部出てくるんですが、
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12119928032
によれば、ヘルプからはr1426の時点で削除されたみたいです。
これは開発陣数名が東方厨…(マジで)なので設けられたオプションらしいです。animationとgrainの中間のような感じだそうです。
もっぱら弾幕ゲームやReflecBeat向けです。
詳細は
魔道学研究所 東方のプレイ動画を綺麗にエンコしようforx264gui
http://es2z.blog98.fc2.com/blog-entry-53.html
x264各プロファイル毎のエンコードテスト。
http://kusurubird.blog74.fc2.com/blog-entry-111.html
を見て欲しいのですが、
--preset slow --tune touhou --psy-rd 0:0.2 --ipratio 1.65 --qcomp 0.65 --qpstep 12 --partitions all --scenecut 30 --min-keyint 60 --keyint 600 --b-adapt 2
とかしてあげるといいかもしれません。
追記
あるかないかわからないとか言いましたが、あります。アップデートセットの作者のRRX氏に感謝。
RRX氏とのメールを引用
x264ですが、 fullhelpには残念ながらチューニングの"touhou"は存在しません。が!
公式ソースコード内
http://download.videolan.org/pub/videolan/x264/snapshots/
のx264-snapshot-20160207-2245-stable.tar.bz2
を解凍して、
x264-snapshot-20160207-2245-stable\common\common.c
に
else if( !strncasecmp( s, "touhou", 6 ) ))//←これね。
{
if( psy_tuning_used++ ) goto psy_failure;
param->i_frame_reference = param->i_frame_reference > 1 ? param->i_frame_reference*2 : 1;
param->i_deblocking_filter_alphac0 = -1;
param->i_deblocking_filter_beta = -1;
param->analyse.f_psy_trellis = 0.2;
param->rc.f_aq_strength = 1.3;
if( param->analyse.inter & X264_ANALYSE_PSUB16x16 )
param->analyse.inter |= X264_ANALYSE_PSUB8x8;
}
else
{
x264_log( NULL, X264_LOG_ERROR, "invalid tune '%s'\n", s );//←ここで存在しないチューニングオプションはエラーを返す。
x264_free( tmp );
return -1;
}
メモ
L-SMASH Worksについて
というものが2chDTV板AviUtlスレ住民によって作成されました。参考に。
なぜノイズフィルターが必要かについて
魔道学研究所 投稿用動画用のフィルタ
http://es2z.blog98.fc2.com/blog-entry-35.html
H.265
なんかx265のもあるなぁ、まもなく主流になるはず。
[公式HP(rigaya氏)]http://rigaya34589.blog135.fc2.com/
[紹介記事]開発中x265でH.265/HEVCエンコード試用
にしてもなんでWine上でうまくいかないんだろ。
GUIはずーっとカラー計算ばっかやってるのでやむなくkill
CUIは
wine auo_setup.exe -nogui -dir /home/yumetodo/wine32/drive_c/AviUtl -update-ini -update-stg
とやったらインストールは出来たものの(途中「fixme:thread:NtQueryInformationThread info class 16 not supported yet」)、実験にWMVファイルを読み込んだら読み込めず。Aviファイルを拡張編集に読み込んで出力しようとしたら
「アドレス"0x30312065"で例外"0xc0000005"が発生しました。 発生モジュール:Unknown
備考:OUTPUT_PLUGIN_TABLE::func_config()[拡張 x264出力(GUI)Ex]
正常な動作ができない可能性がありますが、処理を継続しますか?」
となり、「はい」を押してもなんらレスがなく
と言った状態。やれやれ。
環境
linuxmint-16-cinnamon 64bit
wine 1.6.1
その他
アップデートセットが失敗するときはそもそもPATHにxcopy.exeがあるか確認。
ロゴを除去する編集方法
感謝
このページはRRX氏に査読して頂いており、それなくしてはこのような惨劇が繰り広げられていたことでしょう。心より感謝申し上げます。
リンク集(参考リンクとかとか)