化学をやっている人間なら名前くらいは聞いたことがあるだろう、ChemBioOfficeのお話だ。
東京理科大学では学生に無償で使えるように契約してくれているのでもちろん私も自分のPCに入れて使っている。
で、これが1年更新だ。ライセンスが切れたついでにChemBioOffice15からChemBioOffice16に乗り換えた。
ここでインストーラーのこの画像を見てほしい。
ActiveXといえば開発元であるMicrosoftがすでに放棄した技術だ。地方税電子申告サイトeLTaxのサイトがJavaからActiveXに移ったことで袋叩きにされていた。
ついでにいうとお隣韓国でも大問題になっている
私はC++erではあるが、決してWebに無知というわけではない(仮にもみらいけんのWebページを未だに作り続けている)。当然このようなdeprecatedな技術にはNOを突きつけるべきだ。
ところがだ。これを見てくれ。
The ChemDraw Control Panel requires a supported version of the ChemDraw ActiveX Control. Registry key not found: CLSID\{B8350810-35B3-46F8-AA9B-FC649FFF06DF}\ImprocServer32
いやいや、まてよ、何でんなもんに依存していやがるんだ?.NET全盛のこの時代、んなもん使わんでもできることくらい知っているぞ?
しかし現実問題としてChemDraw - Live link機能が使えないとお話にならない。
やむを得ずChemDraw ActiveX for IE
とChem3D ActiveX for IE
をインストールした。
ちなみにcop16.0.1.exe
からは特定コンポーネントだけインストールと言うのができないゴミなので、7-zipとかで解凍して、./Windows/PerkinElmer/ChemOffice/PerkinElmer_ChemOffice_Professional_2016.msi
を実行するべし。